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RSウィルス感染症とは?予防と対策と発症した場合の対処法

RSウィルス

昨日娘が熱を出したと保育園から連絡があり、嫁が仕事をす保育園に迎えに行きそのまま病院へ連れていった。

そこで風邪だろうと診断されたのだが、今朝保育園から連絡があり、「RSウィルスを発症した子がいるのでもしかしたらうつっているかのうせいがあるので検査してもらった方がいいですよ」とのこと。

「RSウィルスって何だ?」

聞いたことがないので、正直ちょっと焦りました。

というわけで今回はRSウィルス感染症についてお話したいと思います。

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RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症という病気なんて初めて聞いたという人も多いはずです。

RSウイルスの感染による呼吸器の感染症で、基本的に乳幼児が感染することがほとんどで子どもが感染して初めて存在を知るという人がほとんどです。

僕も正直知りませんでした。

生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が初感染するんだそうです。うちの娘は11月目で初感染しました。

毎年夏が終わるころから流行するそうで9月から10月にかけて感染者が急増します。

特に保育園や幼稚園に通っている乳幼児は、ほぼ感染するそうです。

娘は10月から保育園に行き出して約1週間でさっそく感染。流行する時期ということもあり、洗礼を受けたという感じでしょうか。

さらに、おたふくかぜやはしかのように一度感染すれば免疫がついて感染しないというわけではなく、何度も繰り返し発症するんです。

インフルエンザやノロウィルスなどと同様に流行する時期には気をつけないといけないですね。

RSウイルス感染症の症状と特徴

RSウイルスにかかると風邪と似たような症状があらわれます。

軽い風邪の症状程度で治まることもありますが、場合によっては重症化することもあります。

肺炎や細気管支炎などを起こし、入院が必要になることもあり、乳幼児の肺炎や細気管支炎の要因はこのRSウィルスによる原因が非常に多いんです。

基本的には風邪のような症状で発熱、鼻水、軽いせきなどが続きます。

悪化する呼吸するときに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」などといった音がします。こういった呼吸音を「喘鳴(ぜいめい)」というのですが、見ているだけ辛そうで可哀そうになってきますよね。

特に生後6か月未満の赤ちゃんは重症化する可能性も高く、生後4週未満だと、軽症でも突然無呼吸発作を起こすことがあり、乳幼児突然死症候群の原因の一つとも考えられています。

潜伏期間は基本的に4〜6日間ぐらいで、2〜3日で発症する場合もあれば、一週間ほど潜伏している場合もあります。

発症するまでの期間が長いと感染していることに気付かないので、保育園に普通に登園し、他の子に移してしまうことも多々あります。

なので、ほとんどの赤ちゃんが発症してしまうということなんでしょうか。

こればかりはなかなか防ぎようがないですね。

どうやって感染する?主な感染経路

RSウィルスの主な感染経路は飛沫感染と接触感染によるもの。

飛沫感染とはくしゃみやせきによって、ウイルスを含んだ唾液や鼻水などが飛び散り目や鼻、口から入り込んで感染するというもの。

赤ちゃんにマスクをと考えますが、嫌がってなかなかマスクをそのままつけてくれることはほとんどありませんよね。

また、接触感染はオモチャやイス、机、食器やコップなどに触れた手で口や鼻、目などから感染するケースです。

保育園などで他の子が感染しているとこの接触感染してしまうことが結構ありますね。

予防と対策

保育園や幼稚園にいる間はなかなか難しい部分もありますが、おうちで出来る対策はしっかりとしておきましょう。

特に流行する9月ごろからは予防することで感染のリスクを少しでも低くしてあげましょう。

手洗い、うがいは基本
風邪やインフルエンザなど様々な感染症においても基本的な予防対策ですね。

しかし、小さい赤ちゃんは上手にうがいをすることができないので、まずはしっかりと手洗いをすることを心掛けましょう。

時に外から帰ってきたときはしっかりとこまめに手洗いすることをお勧めします。

石けんで少し時間をかけて指の先までしっかりと洗い、水できれいに流しましょう。さらにアルコール消毒液を使うと良いでしょう。

マスク
子ども用の小さなマスクが売っているのですが、ハッキリ言って赤ちゃんにマスクをしても嫌がってすぐに取ってしまいます。

素直に抵抗もなくマスクをつけていてくれるなら良いですが、おそらくほとんど嫌がってしまうことだと思います。

マスクはパパやママがつけて子供からウィルスをもらわないようにしておきましょう。

おもちゃや机など身の回りのものを消毒する
くしゃみやせきで飛び散ったウィルス、手や指を舐めた後にいろんなものを触ったりしてウィルスが家中に付着しています。

特に接触する機会の多い、おもちゃや低めのテーブルなどはこまめに消毒しておきましょう。

感染を予防するのはもちろんですが、感染してしまった場合にはウィルスを拡散させないためにも、手洗いや消毒はしっかりと行いましょう。

RSウィルスは大人も感染する?

RSウィルスは大人にも感染しますが大人の場合はほとんどが軽い風邪程度の症状で治まります。

しかし、接する機会が長い場合、大量のウィルスが体内に入ってしまうと重症化するケースもあるようで、注意が必要です。

パパやママはしっかりと手洗いうがい、消毒をしてマスクを着用するようにしましょう。
また、おばあちゃんやおじいちゃんと一緒に住んでいる、または接触する機会が多い場合はさらに注意が必要です。

高齢者の場合、重症化するリスクは高まりますので、なるべく接触する機会を減らすようにしておきましょう。

 

 

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