「子供は泣くのが仕事」なんて言葉をよく耳にします。赤ちゃんは喋ることが出来ないので泣くことで自分の気持ちを伝えようとします。お腹がすいた、オムツを替えて欲しい、寒い、熱い、気分が悪いなど不快な気持ちや不満があるときに赤ちゃんは泣いて伝えます。
そんな赤ちゃんの泣き声をおおらかな気持ちで受け止めようという運動が広まりつつあるのをご存知ですか?
WE LOVE 赤ちゃんプロジェクト「泣いてもいいよ!」
女性向けの情報サイトを運営する「エキサイト」が2016年春ごろから笑顔の赤ちゃんのイラストで「泣いてもいいよ!」と書かれたステッカーが無料で配布している。
これをスマホの裏などに貼って「私は赤ちゃんの泣き声は気にしません、泣いても大丈夫すよ」とアピールするためのものだとか。
千葉市花見川区の「みずほハスの花図書館」
さらに図書館でも同じような働きかけをしているところもある。
2017年3月にオープンした千葉市花見川区の「みずほハスの花図書館」は館内の役3割が親子や子供のためのスペースになっていて、小さい子どものいる親からは「子どもの声を気にせず過ごせるのでありがたい」と好評だとか。
市の担当者は「大泣きすれば廊下などに出てあやしてもらうことになるが、少々の音や声なら他の利用者に理解を得られるよう取り組んでいる」と話す。
賛否両論 様々な意見があるのも事実
確かに赤ちゃんは突然な泣き出し、そしてなかなか泣き止まないことも多々ある。
しかも理由もなく泣くこともあり、どれだけあやしても泣き止まない時があるのだ。
もちろんそれが他の人に迷惑になっていると感じて困っているママやパパはたくさんいて、悩みの種でもある。
そんな中でこのような泣いても大丈夫という運動は精神的に安心できることは、間違いないだろう。
しかし、一方で赤ちゃんの声が苦手な人もいる。すべての人が赤ちゃんの声に寛容なわけではないのも事実で、いくらとこのような運動が広がろうとも苦手な人は苦手。
特にお子さんがいらっしゃらない人にとっては苦手だという人もい多いのではないだろうか。
小さな子供を持つ親でさえ公の場での泣き声は苦手という人もいるかもしれない。
誰でも赤ちゃんの時期はあったわけで、赤ちゃんの声が苦手という人も、泣いていたであろう。
しかし、赤ちゃんが悪いわけではない。泣いている赤ちゃんに親がどう対応するかというのがとても大事な問題である。
「泣いても大丈夫」の意味をしっかり理解しましょう
この「泣いても大丈夫」という言葉をパパやママは勘違いしないで欲しい。
これはあくまでも仕方ない場合はという風にとらえるべきだと思う。
泣いているのを放置していて良いですよということではない。
泣いている赤ちゃんの親はが
「赤ちゃんだから泣くのは当たり前、だからあなたたちはちょっと我慢しなさいよ」
という態度をとっていいということではないということ。
これはあくまでも周りの人たちの優しさによって成り立っているということをしっかりと認識する必要がある。
泣いても大丈夫というステッカーが貼ってあるから「泣かしておいても大丈夫」ではない。
「泣いているけど焦らずゆっくりとあやしてあげてね」と周りの人たちが理解を示してくれているということ。
ただ、やはり場所によっては泣き出したらその場から離れて泣き止ませるというのはマナーの一つとして持っておいた方が良いでしょう。
赤ちゃんだから仕方ないというの言葉は自らではなく周りの人たちから言われる言葉です。
まとめ
このような運動を広めるのことに反対するつもりもないし、むしろ心の広い人たちがむ増えればいいなと願うが、同時に親が泣き止ます努力を放棄して良いというわけではないということも伝えてういく必要があるのではないだろうか。
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